商品企画士プロフェッショナル(6ヶ月間・しっかり習得コース)※に参加された近藤さんが、6ヶ月間を通じて印象に残った取り組みや、今後の仕事への役立て方について、まとめてくださいましたのでご紹介いたします。
商品開発方法に課題をお持ちの方は、ぜひ参考にされてください。
※商品企画セミナー:商品企画士プロフェッショナル【6ヶ月間・しっかり習得コース】
目次
体験事例をご紹介くださる受講生プロフィール
体験事例をご紹介くださるのは、近藤さんです。
☆お名前:近藤 篤 さん
☆お仕事:
フクダ電子㈱(医療機器メーカー)にて17年従事し、主に本社営業として商品の販売促進、企画等を担当しております。
☆受講のきっかけ:
所属の事業部にて、次期新製品の企画立案を検討していましたが、どうしても経験や主観からのアイデアに終始し、ヒットにつながるような考えが浮かびませんでした。
以前より商品企画メソッドP7は書籍で読んで大ファンであり、たまたまインターネットで当講習会の無料オンラインセミナーが開催されていることを知り、思い切って担当課全員で申し込んでみたというのがきっかけとなります。
チームで取り組んだテーマについて
テーマ 長続きするダイエット支援アプリの企画
「ダイエットアプリ」を選んだ理由
テーマを選ぶ際に、真っ先に思い浮かんだのが「ダイエット」でした。
個人的にもダイエットには6年ほど取り組んでおり、常々魅力的なダイエット食品やメニュー、サービスを企画したいと考えておりましたので提案しました。
他のメンバーもダイエットへの興味や取り組みで関心があり、それぞれの体験談や考え方を話すことで大いに盛り上がり、そのまま今回のテーマにすることに決めました。
Neo P7の前半の定性手法 仮説発掘アンケートの活用事例
定性手法で印象的だったのは、仮説発掘アンケートでした。
仮説発掘アンケートは、これまで経験した通り一辺倒の質問形式ではなく、友人同士のフランクな会話形式で設問を埋めていくようになっており、気軽な気分で書いていきながら、こちらの聞き出したい本音をうまく引き出すようなメソッドです。
これまでいくつかアンケートを作成してきましたが、設問の内容についてここまでしっかり考えたことはなく、また回答者の潜在的なニーズを導き出す工夫もここまで練り込まれていることに感動を覚えました。
当講習会の演習にて、知人の何人かに実際にアンケートに答えてもらいましたが、今までのアンケートのイメージを覆されたと皆口を揃えて驚いていました。
Neo P7の後半の定量手法 コンジョイント分析の活用事例
Neo P7のメソッドで、1番の衝撃と感動を受けたのが「コンジョイント分析」でした。
コンジョイント分析は商品企画の具体的な機能の組み合わせから評価アンケートを行い、その分析結果より最適な効用値の高い組み合わせをシステマチックに導き出すという手法です。
アンケートのボリュームや分析手法が少し難解ですが、導き出された結果は定量的なデータに基づく説得力があり、特に決定権者が迷わず判断できる材料としては最適だと強く感じました。
最終の新商品企画案
当初想定していた性別や年齢層にて、男性で40〜50代、女性で30〜40代はダイエットへの感心が高いという漠然としたイメージを持っていましたが、実際にアンケートをとるとそれは思い込みであることを思い知らされました。
定性的な手法より、多種多様なアイデア出しやアンケート質問事項の緻密な選定を行うことで、定量的な手法であるスネークプロット、コンジョイント分析等にて、潜在的なニーズがここまで明瞭に導き出されるということにとにかく感動しました。
今回導き出されたダイエットアプリ案は、もっと回答者数を増やして詳細に検証し、実際に商品化した際に、ターゲットにどこまで刺さるかを検証したい!と強く思いました。
自身の仕事や将来への活用
元々、Neo P7メソッドを業務の新製品開発にどのように取り入れられるか?
がスタートでしたので、早速事業部の現製品のアンケートをとり、分析に取り入れております。
集計した結果をもとにNeo P7で分析したところ、想定以上の分析結果が導き出され、ますます本格的にNeo P7を取り入れて新製品開発に取り組みたいという思いが強くなりました。
活用事例はこちらから
Neo P7活用事例1 説得力が増し自信を持てました
Neo P7活用事例2 魅力的な冷凍食品の企画
Neo P7活用事例3 長続きするダイエット支援アプリの企画
Neo P7活用事例4 新しいビジネスセミナーの企画
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