企業にとって商品とは何でしょうか?
「何を言っているんだ、企業の収益を生むものに決まっているだろう。」
そうですね。その通りですね。
では、その商品は、顧客に何をもたらすのでしょうか?
目次
商品には機能的価値と情緒的価値が必要
商品の第一意義として、「消費者」においては生活に必要な基本機能(栄養をとる、文字を書く、情報を入手する、連絡をとる等々)を満たし、「企業」においても基本機能(製品をつくる、データを保管する、情報を伝達する等々)を満たします。
しかし、そのような機能を提供するだけの製品では、現在の成熟社会では、顧客から選択してもらえません。食品であれば自分の食スタイル(志向、嗜好、趣味)にピッタリ合う、調理器具であれば自分にとって使いやすい、デザインが気に入ったなど、機能に加えて情緒が満たされないと使いたいと思いません。
つまり、人の感性に働きかける価値の提供が大切です。
ディズニーランドの入場料がかなり高いものであっても人々が行きたいと思うのは、そこに行けば日常生活とは切り離された「感動」や「共感」が起こる「夢の国」があることをイメージできるからです。
顧客と共創することにより情緒的価値を創造できる
全ての人は、それぞれ異なる感性を保有しています。ですから、人の感性を把握するためには、リサーチが必要です。思いつきや自社の技術でつくれるからと安易に考えてつくると売れません。
顧客や消費者が何に困っているのか?何を実現したいと思っているのか?表層的なことだけでなく深層にも目を向けて潜在ニーズを把握しましょう。この行為こそが情緒的価値創造につながります。
しかし、やみくもに共創を試みると失敗します。システマティックに系統的に企画を進めることができる「Neo P7」を使うと「感動商品」(単に機能を整えた製品ではなく、顧客が感動する商品)を創出できます。
人を感動させる商品を開発する「Neo P7」
顧客の価値観を把握するためには、リサーチ(調査)の方法と収集した情報(データ)を分析する方法を正しく知らなくてはいけません。
リサーチも分析も手順や方法を知ると案外簡単に取り組めますが、知らないと敬遠して取り組まず、想像以上に労力がかかりリスクのある勘と度胸で進めることになります。
情報を入手しても、ただ眺めていただけでは正しい判断はできません。客観的に評価し意思決定の質を圧倒的に高めてくれる「Neo P7」メソッドは企画者だけでなく経営者にもお勧めです。
あなたの会社の商品を顧客が手にしたら「感動」し、また次の商品を買うときは買う前から「ワクワク」するようになる。
「感動商品」を生み出すことができる「Neo P7」手法を知っているあなたの会社の社員・従業員は常に「感動商品」を生み出せる状態にあるので、自信を持って日々の業務をワクワクこなす。
そんな好循環をつくりませんか。
「Neo P7」って何?
- 開発者・神田 範明(成城大学 名誉教授、JMLA会長)のご紹介
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